ストリートフード: プンオパン(붕어빵)の物語

韓国の冬の街を歩いていると、ふと甘い香りが漂ってきます。見ると、魚の形をした鉄板がずらりと並び、こんがり焼けたプンオパン(붕어빵)が次々と生まれています。

「あ、たい焼きだ!」と思いました。でも食べてみると、ちょっと違う。生地が少し厚めで、もちっとしている。あんこの甘さも微妙に違って、もう少し素朴な味。そして何より驚いたのは値段 — 3〜4匹で1,000ウォン(約110円)。日本のたい焼き1匹分の値段で、4匹も買えるのです。


材料・カロリー

小麦粉の生地を魚型の鉄板に流し、あんこ(팥)を詰めてこんがり焼きます。1匹あたり約150〜200 kcal。外はカリカリ、中は温かくて甘い。


ご存知でしたか?

プンオパンは1930年代に日本のたい焼きが韓国に伝わって生まれました。日本のたい焼きが鯛(タイ)の形なのに対し、韓国ではフナ(붕어、プンオ)の形になりました。そして面白いことに、韓国語で「プンオパン」は「親にそっくりな人」という意味のスラングとしても使われます — 同じ型から出てくるから。


種類

クラシックあんこ
元祖にして最強。たっぷりあんこ。これだけで十分。

カスタードクリーム
なめらかバニラカスタード。若い世代に人気。

チョコレート
濃厚チョコフィリング。

ピザ味
チーズとピザソースの変わり種。賛否両論ですが、話のネタにはなります。


たい焼きとの比較

日本人にとって最も親しみやすい韓国おやつかもしれません。たい焼きとの違いは、生地がやや厚めでもちっとしていること、そして圧倒的なコスパ。日本のたい焼き1匹150〜200円に対し、プンオパンは4匹で110円。冬に韓国を訪れたら、あちこちの屋台で見かけるはず。小銭一つで幸せになれます。


まとめ — 魚型の思い出

冬のソウルで、プンオパンの屋台を見つけたら立ち止まってみてください。1,000ウォン出して4匹もらって、温かいうちに1匹パクリ。あんこの甘さが口に広がる瞬間、「ああ、日本のたい焼きと同じ幸せだ」と思うでしょう。同じ型から生まれる、同じ温かさ。国は違っても、冬のおやつが人を幸せにする力は、同じなのです。