ストリートフード: ティギム(튀김)の物語

トッポッキを頼むなら、ティギム(튀김)も絶対一緒に頼んでください。これは韓国の常識です。

初めて韓国の分食店に入った時、隣のテーブルの韓国人が真っ赤なトッポッキに何かを浸して食べていました。見ると、サクサクに揚がった黄金色の揚げ物。さつまいも、エビ、野菜、春雨の巻き物。それをトッポッキの甘辛ソースにジュッとつけて一口。その瞬間、私はティギムの虜になりました。


材料・カロリー

さつまいも、エビ、イカ、野菜、春雨、ゆで卵に軽い衣をつけてカリッと揚げます。1個あたり約80〜150 kcal。軽いので何個でもいけちゃう危険なやつです。


ご存知でしたか?

韓国のティギムは日本の天ぷらから影響を受けていますが、完全に別物に進化しました。衣はやや厚めでカリカリ。そして最大の違いは食べ方 — 天つゆではなく、トッポッキの甘辛ソースにディップ。この食べ方が「天ぷら」を「ティギム」に変えた革命的瞬間です。


種類

コグマティギム(고구마튀김)
さつまいもスライス。一番人気。甘くてサクサク、老若男女みんな大好き。

セウティギム(새우튀김)
エビの天ぷら韓国版。日本人にも馴染みやすい味。いつも一番早く売り切れます。

ヤチェティギム(야채튀김)
野菜の盛り合わせ。最も定番。安くてボリューム満点。

チャプチェティギム(잡채튀김)
春雨と野菜を巻いて揚げたもの。韓国にしかない独自の揚げ物で、個人的に一番おすすめ。

ケランティギム(계란튀김)
ゆで卵をまるごと揚げたもの。シンプルだけど、一度食べるとハマります。


どこで?いくら?

トッポッキがある場所なら必ずあります。市場、分食店、ポジャンマチャ。1個500〜1,000ウォン(約55〜110円)。コンビニおにぎりより安いのに、満足感は段違い。

トッポッキ+ティギム+スンデ=韓国屋台の三種の神器。この三つを揃えて初めて、韓国の分食店体験が完成します。


まとめ — 主役を超える脇役

ティギムは脇役です。主役はトッポッキ。でも、サクサクのティギムを甘辛ソースにジュッとつけて一口食べた瞬間 — 脇役が主役を完全に食ってしまう。あの「カリッ、じゅわっ」の二段階は、一度体験したら忘れられません。次に韓国の分食店に入ったら、トッポッキだけじゃなくティギムも一緒に。後悔はさせません。