仁寺洞(インサドン)を歩いていると、懐かしい匂いに気がつきました。日本でも馴染みのある焼き栗の甘い香り。クンバム(군밤)です。おじさんが一つ一つナイフで切れ目を入れて、紙袋に詰めて渡してくれました。
温かい紙袋を脇に抱えて、歩きながら一つずつ皮を剥いて食べる — その時間は、言葉にできないほど平和でした。日本の天津甘栗を食べる時の、あの幸福感と全く同じです。

ご存知でしたか?
韓国は世界有数の栗の生産国。韓国の栗は特に甘くて大きいことで有名で、アジア全土で人気です。日本の天津甘栗との違いは、韓国の方が栗が大きいこと。皮を剥きやすくするために事前にナイフで切れ目を入れてくれるのも親切なポイント。
どこで?いくら?
冬の街角、伝統市場、特に仁寺洞、南大門、広蔵市場。1袋2,000〜5,000ウォン(約220〜550円)。日本の天津甘栗とほぼ同じ値段で、より大きい栗を楽しめます。
まとめ — 歩きながらの儀式
クンバムはただのおやつじゃなく、冬の散歩の儀式です。袋を買って、抱えて、ソウルの街を歩きながら、一つずつ剥いて食べる。指の温もり、剥くリズム、一つずつ口に入る甘さ — これが韓国の冬の最も平和な時間。日本の冬に天津甘栗を食べる幸せを、韓国でも味わってみてください。
